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2025年 度日本民藝館展—新作工藝公募展—

 今年の日本民藝館展も、入選・準入選いたしました。仕事の健康診断として、2023年より出品させていただいています。(体の方は、先日人間ドックに行きました。結果どきどき…)


 講評の際、先生方より値付けについてお話がありました。手仕事を生業にするかどうかにも通ずる、大切なお話だったと思います。資本主義の世の中に生きている限り、お金は絶対に必要です。「お金が全てではない」と言えるのは、余裕のある立場に自分がいるという証拠でもあります。原材料費の高騰、物価は上がり続ける中で、工賃に当たるものを最低賃金以下で換算して、値付けをされている方が少なくないのではないでしょうか。いつまで経っても納得する答えの得られない、難しい問題です。


 私もいつまで続けられるものか危ういと感じる毎日ですが、驕らずに謙虚に仕事を続けて行きたいと思います。関わってくださった皆様に、深く感謝申し上げます。

日本民藝館展、今年から会期が早く始まっています。ぜひ足をお運びいただけますと幸いです!

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2025年度日本民藝館展—新作工藝公募展—
2025年11月22日(土)―12月17日(水)
手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地で作られた新作工芸品の数々を展示・販売する、恒例の新作工芸公募展です。
<出品作>陶磁器・織物・染物・木漆工・ガラス工・紙工・金工・竹工・藁工 他
西館公開日 12月10日(水)、12月13日(土)、12月17日(水)
入館はオンラインによる日時指定・事前予約制となります。
11月1日(土)10:00より予約受付を開始致します。
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja

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